吉田です。
コンクリートの隙間から植物が生育すると、ど根性大根、ど根性桐などと崇められる?
こんな清楚な百合には
ど根性という 泥臭い単語は似合わないが、
この百合、根元をみると
コンクリートの踏み石の間から生育している
3年前から生育している
わざわざ、こんな隙間に種や球根を植えたわけではない
3年前は一本、一輪だった 百合も
今年は、三輪の花を咲かせた
この花が咲くころ
甲子園から 球児たちが去って行く
この花が萎れ 夕立の雨に落されるころ
雑木林の ひぐらしの鳴く時間が早まる
カナカナカナと往く夏を惜しむかのような鳴き声が終わると
どこからともなく リンリン コロコロの鳴き声が始まる
北の港からは さんまの たよりが届き
ビールもいいけど、今夜はさんまの塩焼きに冷酒かなと思ったりする
酒のことはともあれ
来年の夏も 君の後姿を見たい
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